巾着とおじいちゃんとrefomed
“refomed” 21AW POP-UP & EXHIBITION
11/26(FRI.)~12/5(SUN.)
OPEN13:00~20:00
こんにちは
kirettoの菊池です。
今日からrefomedの商品を1点ずつ紹介させていただきます。
これからも商品を紹介しつつ、思ったことを徒然書いて行くスペースにするので、暇潰しがてら読んでくださると幸いです。
左官として上京してきた、デザイナー:安藤くんのおじいちゃんがいつも巾着一つで現れた様からうまれた "KINCHAKU MILITARY BLOUSON "
着脱式の巾着がついたM -65ジャケットベースのデザイン。
僕はそもそも巾着が引っ付いた服を見たことがない。
いや、僕の見識が狭いせいかもしれないが、そもそも自分のおじいちゃんを洋服のデザインソースに落とし込んだ人を僕は知らない。
大きなサイズは古着屋さんでサイズのせいで売れ残っているXLのM-65、何度もうまく着たらかっこいいんじゃないかと思って手を出しても肩の張りやゴワツキが気になって断念するけど、やっぱりふとした瞬間にかっこいいなぁ...と思うM-65ジャケットを彷彿とさせます。このブルゾンは、そんなM-65のいかついエポレットや見た目以上の重さなどの嫌な部分が大体払拭されている。何より冗談みたいな巾着や、そこから垂れる紐が全てを払拭してくれている気がする。
ずっしりと重みのある生地は、限界まで打ち込んだせいでほぼ毛足のないモールスキンの表面を限界まで起毛させるという結構意味がわからない製法で作られた生地から成っている。本当に不思議なことをしているが、そのおかげで「使い込まれているけど嫌な感じはしないモールスキン」みたいな絶妙な塩梅になっていていい。
謎の労力に心を動かされたし、着用時のずっしり感、大きいことからの安心感、何よりガバッと羽織って出かけて、アタリがついてきた頃に愛着が増しそうな感じがすごく気に入って自分も展示会で個人オーダーしました。
おんなじ気持ちになってくれる人、いたらいいなぁ〜って思ってます。
菊池 健斗
kiretto ーv
東京都町田市原町田4−22−16 武藤ビル202
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