2022年のピーコッック・レボリューション "MASU" -GRANNY ZIP-UP SHIRTS-
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"Granny Takes a Trip"
1966~1973年に、名だたるロックスターや、"Peacock-Revolution"に準ずる洒落者たちがオーダーしたロンドンの伝説のブティック。
このシャツは、グラニーに恋焦がれたデザイナーの後藤さんが、"William=Morris"にインスパイアされたグラニーのファブリックをイメージしてMASUの定番のジップアップシャツに落とし込んでいる。
"Granny Takes a Trip" 創業者のNigelWeymouthとSheila Cohen
"The Beatles"のGeorge Harrison
扱いやすい、ジップアップのブルゾンとしても着られるし、ボタンを閉めて普通にシャツとしても着られる定番のジップアップシャツ。
グラニーのソレのようなエグさみたいなものはない。
イラストレーターの"ERIKA SKELTON"によって現代的に復活したウィリアムモリスの花柄を、インクジェットでシルク素材にプリントしている。
そもそもウィリアムモリスは、産業革命期にアートと生活を結びつけ、手仕事の大事さを説いた活動家。
ビスポーク文化の強いロンドンで、グラニーがテーラードアイテムにそれを落とし込んだのも、僕たちが日本から見て感じるエグさみたいなものはなく、自然だったんじゃないでしょうか。
「日本で、MASUでやるなら」それが一番身近に着られるシャツ/ブルゾンで仕立てられるのは、そう考えるとごくごく自然なこと。
身近に溶け込むアートと、雄孔雀(ピーコック)であれという思い。
旧い男性像を葬って、自由な装いを楽しむというMASUのずっと続く主張もそこに含まれています。
MASUの2022SSのコンセプト"Silver Lining In the Cloud"
困難な状況下でも必ず希望があるという諺。
"困難な状況下"は、ウィルスがどうこうだけじゃなく、いろんな意味を孕んでいる気がする。
ただ、その中で、世の中に即してモノづくりをするのではなく、声を上げていかなければならない、服を通して伝えていかなければならない、という思いを感じるプロダクトだと、勝手に思っている。
派手になれと言っているわけではなくて、
きっとそこに思いがあることの方が大事なんじゃないでしょうか。
2022年のピーコック・レボリューションは、静かに、身近ながら、力強く始まるのかもしれない。
菊池健斗
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