ビューティフルドリーマーでいたい "MASU" -DREAM CUTTING LEATHER VEST-

 


   

                                            "MASU"  -DREAM CUTTING LEATHER VEST-






押井守『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』1984,東映


この映画をご存知であろうか。

高橋留美子先生の名作である『うる星やつら』の劇場版2作目であり、『機動戦士パトレイバー』『踊る大捜査線シリーズ』『PSYCHO-PASS』などで知られる押井守氏が監督した異色の作品。


シリアスタッチのループものな展開と、映像表現の美しさや声優の気合の入りようが素晴らしくて僕はものすごく好きな作品。

同時に元の作品のイメージとはかけ離れすぎているが故に、高橋先生が押井監督に激怒したというエピソードもよく語られる...

内容については調べて、もしよければ年末の暇な時間にでも見てほしいです。

多分サブスクにもあります。


何が言いたいかっていうと...


ファッションも同じでいいんじゃないかって、少しだけ。思うわけです。


僕はデザイナーさんの熱意や思いを受け取って皆様に伝えますが、


受け取り方は自由で、その洋服を使ってどう表現するかは、多分自由。


もしかしたら、デザイナーの意図とは全く違っても(怒らないだろうし)


賛否両論あったとしても、それが自分の気持ちを上げてくれたり、何よりファッションを楽しめていたら、それは間違いではない、ハズ。


"MASU"  -DREAM CUTTING LEATHER VEST-

Black

¥67,100(intax)











このベストも、自由。


軽いゴートスウェードのフリンジベスト。


レーザーカッティングでドリーミーな柄、というよりモチーフが切り抜かれ、背中から長く垂れるフリンジの主張が強烈に印象に残る。


強烈な1着に見えるかもしれないが、"自由に着る"ことを試してくるような1着。


変に"オトナ"になってしまうと、きっとこのベストの良さはわからない気がする...






Tシャツ一枚にシンプルに羽織ってもいい。

ちょっと派手なやつだと思われても、それが自分にとってカッコよくて、堂々と胸を張って歩けていれば、少なくとも変だとは思われない。いや、絶対に。









ちょっと大人びてジャケットの下に着るのも、好きだなと思う。


誰がなんと言おうと、このベストはかっこいい。
「俺は着れないな〜」なんて言ってる奴が、羨ましくなるくらい、カッコよく、潔く、着たい。





「好きな人を好きであり続けるためにその人から自由でありたい…」
諸星あたるのセリフ
1984『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』より




好きな人、だけじゃなくて、周りに合わせて自分を変えたら、

多分好きな人が、周りの人が好きな自分では無くなってしまう。


自分を好きな人にもっと魅力的に見てもらえるように、

アンチも巻き込んで好きになってもらえるように、

自由な発想で楽しんで、精一杯ファッションに夢中に、傾いて行きましょう。



こんなこといつまで言ってられるかな〜

なんて照れ隠しに言いながら、結局死ぬまで言っていたいと思います。




菊池健斗



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