叙情的な春夏 "ENCOMING" -KNITTED JUMPER-

 





今日は朝から撮影をした後、町田のバスターミナルにあるラーメン街(?)

でラーメンを食べてから営業スタート。


パイナップルラーメンは複雑な味がして美味しかった。

単調な味のものばかり食べてしまう男一人暮らしにはちょうどいい刺激。


帰りにそこにあったクソでかいオブジェが日本が誇るメタボリズム建築の巨匠、黒川紀章の作品だったことに気づく。

また一つ、町田にもエモーショナルなところがあったことに気付けました。

住めば都とは言いますが、町田のことをまた少し好きになった。


飲みすぎのコーヒーとパイナップルとニンニクと海老塩スープの香りが胃から上がってくるのもそんなに嫌じゃない。本当はすこし嫌だけどなんか感傷に浸れてまぁいいかとなっている。


そろそろ洋服も、そんな感じにエモく行きたい。






例えば、春夏のセーターとかどうでしょうか。

春はまだしも、夏はどうしても湿度の高い日本では敬遠されているコットンやリネンのセーター。

空気感的には、とても好きだなぁと思いつつ、他の春夏のものと値段や快適性を比較して避けてしまいがちだった春夏のセーター。


真夏に涼しい素材の短パンに(それなりに)涼しい素材のセーターをタンクトップの上に着て、足元はグルカサンダルとか本当はめちゃくちゃかっこいいと思っている。


もちろん、もう少し暖かくなればインナーにも着られる。

下に着る物次第では一枚着でもいけるはず。



きのう紹介したニットベストのBLACKと同じで、(おそらく)5色の糸で編み立てられたニットセーター。

カサっとした素材が風を通して、ふわっとした素材が湿気を受け止めて、もちっとした素材が着心地を保証してくれる。



何もわかっておらず、寒い寒いと言いながらタートルネックの上に古着のコットンセーターを着ていた19歳の真冬の自分を思い出す。

そのくらい無邪気にアイデアを効かせて春物を先取りする気持ちが、凝り固まった頭の今の自分には足りてないのかもしれない。





"ENCOMING" -KNITTED JUMPER-
SIZE S/M
¥44,000(intax)



綺麗な色と、素材感をありありと感じられるセーター。

今年の真夏が例年より少しだけ涼しいことを祈りながら、

ウィットを利かせて一緒に春を待つのはいかがでしょうか。


程よくゆとりのあるサイズ感とコットン/シルク/リネンの異なる特性がある素材が、

上に着るものも下に着るものも何なりと受け止めてくれるはずです。





ちなみに、お店になんとなく置いているアートブックや資料集の中には
黒川紀章作品集もございます。
こういうの気になって読書のために来てくれても、コーヒーくらいは淹れますよ。
話し相手になってください。





菊池健斗


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