ごちゃまぜでしわしわの包容力 "NICENESS" -MITCHELL-
僕はパンツが結構好きだと思う。
年の1/3くらいはとりあえずデニムを履いているけど、その日の気分や季節でシルエットや色味を選んでいる。
ピシッとクリースの入ったスラックスはやっぱり履くと気合が入って気持ちが入る。
イージーなものはリラックスできて、人に優しくなれる気がする。
軍パンを履いている時はちょっと強くなれる気がするし、柄があるものを履くと洒落た気持ちになる気がする。
ボロボロのワークパンツは綺麗なシャツと合わせるのが好きだ。
スーツの組下のパンツはスーツと一緒に吊るしてあるのでなかなか食指が伸びないけど、たまに履くとちゃんとした人になった気分。
そう、パンツはその日の気分に左右されて、その日の気分を左右する、重要なファクター。
いかにも快適そうなリネン×キュプラなワッシャー加工がされた同系色チェック。
上にあげたさまざまなパンツのほとんどの要素に当てはまっている。
「とりあえず」で履いてもなんとでも合いそう。
スラックス畳みで入荷してきて、うっすらクリース的なものが入っていたけどスチームをあてたらいなくなった。気分次第ではタックに沿ってアイロンをあてて入れてもいい気がする。
ウェストはイージーで、裾も絞れる。
ミリタリーのオーバーパンツの要素もリファレンスにされた形。
二素材の同系色で形成されたチェックは、一見全体が生成りだけど近くで見るとしっかりチェックな気もする。
色味とラフな素材はワークパンツ的な空気も感じさせる。
セットアップの組下とも考えられる。
しわしわなおかげか、全ての解釈とか、捉え方とか、「別にいいか」と思わせてしまう
粗野で寛大な包容力がある。
逆に、このパンツを"スラックス"として考えても"軍パン"として考えても"柄パン"として考えてもいい気がしてくる。
当たり前だけど、PETERと同じ形なのに、全然違って見える不思議。
きちんとして見える
と言えば見える。
と言えば見える。
ずるずるにラフにも見える。
気合い入れて履くっていうより、日常的に隣にいてくれて、
不意に違う顔見せてくれるタイプのコ
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菊池健斗
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