反抗的スタンダード "ENCOMING" -STANDARD SHIRT-
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"ENCOMING" -STANDARD SHIRT- Size M/L ¥30,800(intax) |
ENCOMINGからマイナーチェンジを繰り返しながら継続的に展開されている"STANDARD SHIRT"
カーブした襟型がかっこいい。
英国的なクラシックウェアに軸足を置く、デザイナー加藤氏のルーツとして大事にされているシャツな気がする。
第一ボタンと第二ボタンの間隔か非常に狭く作られている。
ボタンを外しても決してだらしなく見せない考え方は、確かに今の日本のファッションシーンに不足している部分かもしれない。
ダーツやギャザーなどの背面の装飾は一切なく、身幅とかなり前に振った袖で運動量をカバーしている。
実寸の身幅よりも、着用した際にスマートに感じるような作り。
「男は背中で語れ」
を地でいくような背中の広さは個人的に大好きだったりする。
各部のディティールに「特別感」はないながら、
英国的なディティールを軸にして、確実に今の日本のカジュアルシーンで見落とされている要素を、自然に馴染むサイズバランスで提案するシャツ。
あくまで今の「スタンダード」ではなく、ENCOMINGの「スタンダード」
色や形やディティールが「スタンダード」なのではなくて
なんというか、思想的な「スタンダード」のシャツです。
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菊池健斗
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