どこでもいい、いつでもいい "REVERBERATE" - COVER WAISTCOAT-
"REVERBERATE" - COVER WAISTCOAT-
REVERBERATEから最後の納品がありました。
SHAWL COLLAR COATと同じ、日本で手染めされた曖昧な色味のグレー。
光を受けるとちょっと紫がかって見える好きな生地。
着丈80cm/身幅65cm超の、びろんと大きいベスト。
アームホールも広く、ドライな薄手の生地がどこに着てももたつかない。
見るからに「遊べそうな服」感が伝わってくる。
とりあえず、今日適当に着てきた古着のカバーオールと合わせて見る。
やれたデニムと無機質なグレーの明らかなテンションの違いも自然と馴染んでくれている。
もちろん上にも下にも着られる。実際に試しましたが、着心地に対する不安は全く必要ないです。
本質的には古着のカバーオールと合わせるのと変わらないかもしれないけど、こんなテンションの高いチェックのジャケットに合わせてももちろんいい。
「ちゃんといますよ」といいたげに裾からちょっとはみ出す着丈80cm
長短がつく着方は視覚的に楽しくて、テンションが上がりますね。
逆に柄の主張が強いなと思った時には上から被せてしまえばいい。
襟と袖が切り替えられたコートみたいになっている。
毎日お店に着いたら欲しくなるCLASSのジャケットがまた新しい一面を見せてきた...
amberのシティ感あふれるコートに合わせてみる。
無機質なものと合わせると今度はベストの曖昧な色味が逆に有機的な要素に見えてくるから、本当に不思議だ...
ボタンが結構上までくるので、広い面積をカバーしてくれるところが今までにない感じがする。
それが邪魔な時は、途中で折り返してきてもOK。
ベスト自体は防寒性もなく、ちょっと大きめのポケットが着いているくらいしか機能性はない。
今時期や秋は、こういった機能のためではない、ある種無意味な遊びのためにたくさんきてもらえるベスト。なんというか文化的。
真夏はTシャツの上に着てもいい。夏に着る長物が好きだったりする。
冬はきっと、ニットとコートの間にできる物足りなさという空白を埋めてくれる。
どこにいてもいい、いつでもいいベスト。
若者が着ても、おじ様が着てもいい。
本当に
「10年着られる服」
「永く付き合える服」
って、もしかしたら案外、こういう物なんじゃないでしょうか。
全然違うものを買いに来てくれたかっこいいお客さんがヒョイと一緒に買って行ってくれました。かっこいい買い方だなって思います。
というわけで、残りわずか。
菊池健斗
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