どうしても、これじゃないといけない。 "F.lli Giacometti" -FG182 MASSIMO DUPUY CALF-





"F.lli Giacometti"


イタリアはアルプスを眺めるドロミテで、父から受け継いだハンドメイドの靴工房を営むGiacometti兄弟が手がける。
扱う革、抱える職人、その技術に信頼が置かれ数多くの一流ブランドの生産も手がけていながら
あらゆるブランドや伝統靴をサンプリングし、常にファッション性の高い靴づくりを続けています。
木型も多く、人の足と使われる革を研究しつくした靴は、日常的に使い続けられるエレガントな佇まい。



靴によって精緻に使い分けられる木型、伝統的なシューズに対する敬意を払い、高い技術をもつイタリアの職人が手仕事を用いながらサンプリングして作られる。

似たような形の靴が色々なブランドからリリースされる中で、扱う革の種類や、新旧合わせもった技術によって常にオリジナリティとファッション性、実用性を兼ね備えたシューズを展開する F.lli Giacometti

Giacomettiから初めての入荷がありました。


正直、どの型をどんな革でオーダーするか、一切決まらずに頭を悩ませていましたが、

自分が欲しいという感情以上に、皆さんに紹介したいという気持ちで選んだ、

自分にとってベーシックな提案。




F.lli Giacometti
FG182  MASSIMO DUPUY CALF
Color  NERO
Size 40/42
¥102,300(intax)


小ぶりの金具と、サラッとした印象を受けるプレーントゥのダブルモンク 

"FG182"

木型は内振り気味で程よく幅のあるMASSIMO

レザーはデュプイ社の品のいいカーフでグッドイヤーウェルト。


ダブルモンクの靴は各ブランドからリリースされているけど、

プレーントゥのものはなかなか見ない気がする。


洒落者と名高いウィンザー公、エドワード8世のために、

当時のJohn lobb2代目当主、ウィリアムが、アビエイターブーツをヒントに作ったのがダブルモンクとされている。

つまり、元々カジュアル靴。

ただ、装飾的すぎず、華やかさのあるこの靴は着用シーンを選ばない。





「シンプルでどこにでも履いていける靴だ」と思う。

もう3年以上前に買ってずっと履いているけど、どうしてもこの靴じゃなきゃいけないと思わされる瞬間が来ることがある。

ボロボロのデニムでも、スウェットパンツでも小綺麗なスラックスでも

少しだけ背筋を伸ばしてくれる。

僕には、その日の服装をまとめあげるときに、なぜかこの靴じゃないといけない瞬間が必ずくる。




ワイズが少し広めでトゥラインがシャープすぎず少し丸みがあるおかげか、ドレッシーすぎない空気感があるからだろうか。

土踏まずをしっかりホールドする履き心地と、スニーカーばりに軽い履き心地のおかげか。

余計な装飾はないが、存在感のあるダブルモンクの金具のおかげか。


僕にとって、この靴の信頼度は本当に高い。


少し背伸びしたくらい洒落たい日、デートの日、なんでもない日、

この靴を一度履いたら、思い出す瞬間が、きっと来るはずです。






足が抜ける心配のない、丁寧に絞り上げられた踵部分。

できればしばらくラバーを貼りたくない、
美しい仕事がされたヒドゥンチャネルのレザーソール。


kirettoはあくまでカジュアルなお店だけれど、いや、だからこそ、

足元は少しだけ背筋が伸びるようなものを提案したいと思っている。

今のところは。


先んじてインスタにあげた写真のおかげで、残念ながらもうサイズが欠けてます。

残りは Size40 / 42

ジャコメッティを履いたことがない方やサイズに不安があるけどチャレンジしたい方は、

どこからでもお問合せください(勿論、履いてもらうのが一番いいけど)


ジャコメッティを履いたことがある人でも、木型によってサイズが違うので、

ご試着やお問合せをお待ちしております。


"F.lli Giacometti" -FG182  MASSIMO DUPUY CALF-




菊池健斗


kiretto ーv


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