"O'DEM" -Neck Pouch- for kiretto②




 "O'DEM" -Neck Pouch- for kiretto







"O'DEM" -Neck Pouch- for kiretto
Color Brown/Cafe/Cream
¥22,000(intax)



さて、昨日はまとまり切らず、2本立てになったネックポーチの話。

本格的な革靴まで仕立てる皮革職人の方に協力をお願いし、靴やバッグなどに用いられる革を使わせてもらっている。

ブラウン/デュプイのカーフは、光沢感ときめの細かさが特徴で、馴染んだ時の表情はかなり迫力がありそうだ。

カフェオレカラー/ゴートスキンは、初めから柔らかく、しっとりしていてこのポーチに一番合った革な気がするし、曖昧な色味は黒にも茶にも合わせやすい。

クリーム/ホースハイドは、中間的な柔らかさで、なじみも早い。光沢が落ち着いて色が少し暗くなってきたりしたらかっこいい。



どれもサイズは小さめに、日常的に首から下げて邪魔じゃないサイズ。
どの洋服を合わせても、浮きすぎず、適度な違和感を出してくれる曖昧な色味。

ちなみに僕が個人的につけているのは、

・クリーム/ホースハイド

ギリギリ入るBICライターを入れている。





ジャケットの前を開けて着たくなる。






首周りがさっぱりした時に何かあると、やっぱりいい。
むしろある方が落ち着く。






個人的には、綺麗なシャツを着ているときにつけるのが一番違和感があって好きだ。
ネクタイやスカーフ、他のネックレスに重ねるのもいい。







黒いものとも同居する曖昧なカフェオレカラー。
一番しっくりくるのはこいつかもしれない。





物足りない時にいてくれると嬉しい、存在感のあるブラウン。



今回のネックポーチは、毎日つけすぎてストラップが切れ、中央線の電車内で(自宅のカギを入れていたにも関わらず)落としてしまった僕が、もう一度首から下げたくて中村さんとお話したものだ。

なので、今度は落とさないように、ストラップには一本のステッチが入っている。




先端のフリンジ部分を除いて、約120cmほどあるストラップ。
フリンジを長くしたり、後ろで縛ったり、なんなら切ってしまってもいい。
一応、ギリギリ斜めがけもできる長さ。



このポーチを斜めがけにしたところで、たいして物が入るわけでもない。

ポーチとしての実用性は疑わしい。
僕はライターの先端を飛び出させているし、
最近は忙しくてそうでもないが、以前は酔っ払って高いアクセサリーや様々な小物から大判のストール、携帯まで失くすことに定評があった中村さんは、浮腫んだ際にキツくなった指輪などを入れるといいと言っていた。


もともと、ナバホ族が自分以外には知らせない真名を入れて首から下げたり、
儀式に使うトウモロコシの粉などを入れるために使われていたポーチがこの形。

取り立てて、何かを入れる必要はない。

ただ、毎日首から下げて、いろんな思い出を溜め込んでいくうちに、馴染んでいってくれればいい。

僕はこのポーチがいなくなったとき、
沢山のことを思い出して(同時に鍵を無くしたことに焦って)茫然としたけど、

今回のポーチは(多分)いなくならない。


何も入れなくてもいいですが、初めは何か入れて重みを出してあげたほうが馴染みやすいと思います。

というわけで、オンラインにも掲載いたします。

馴染んだ頃に、お店に遊びにきてくれたら嬉しいです。




"O'DEM" -Neck Pouch- for kiretto





菊池健斗


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