CLASSのジャケット "CLASS" -CCCS12UNI A/C-

 

"CLASS"






待ちに待った、CLASSのジャケットが来た。

段ボールを開ける時、なんならお昼を食べていたせいで戻ってきた時に入っていた不在票の時点でワクワクしていたジャケット。






kirettoで選んだのは、

ラオスで手織り、草木染めされた温かみのある生地を用いたブラウンの
CCCS12UNI A


WOOL100%なのに四方向にストレッチが効いたチャコールグレーの
CCCS12UNI C

の2つ。








5つボタン、段返りの4つボタンに、フラワーホールにあたる部分も留められるようになっている。

肩の力の抜けたアンコン、襟と肩に薄い芯地だけは入っている袖裏以外は裏地もない。

ウェスト周りにシェイプも入っておらず、ストンと縦に落ちる箱っぽいシルエット。




クローバーリーフと呼んでいいほどかはわからないが、丸みのあるラペルがかわいい。

CLASSのジャケットはいつも襟型が好きだ。







ついでに言うと、フロントにはポケットもなく、裏面にカバーオールのように4つ。

ストンとしたフラットなシルエットがよりスッキリして見える。

手織りの生地では荒々しい柄や生地の雰囲気が余計に際立っていいし、

ウールの生地では無機質な表情が強調される気がする。






背中も広く、フラットな2枚剥ぎ。










「本来ならブルゾンの工場でも作れるくらい簡素なつくりなんですけど、テーラーさんにお願いして作ってもらってます。ジャケットとブルゾンの間くらいでしょうか」

と説明されたのを覚えている。
確かにシンプルでジャケットらしいシェイプというよりはカバーオール感覚だ。

ただ、袖付けや、何より、全体の佇まいは適当なジャケットよりジャケットらしい。

そんな一着を、袖もテキトーにまくって、あまり良く考えずに、直感的に、着る。

きっとこれをきっかけに、本格的なジャケットがもっと親密になる。




ちなみにグレーは展示会にサンプルがありませんでした。

「自分が着たいから作るのに当たって書いてあるだけなので、スルーしていいですよ〜」

と言われたが、即答でオーダーしたいと返しました。
こんなに格好いいものを作る人が着たいものなんて、格好いいに決まってる。




"CLASS"






菊池健斗


kiretto ーv

東京都町田市原町田4−22−16 武藤ビル202
TEL(042-785-5862)
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