どっちでもあってどっちでもいい "NICENESS" -MAINTY-
ブランドからの説明はこう
"縦糸 に細番の綿双糸を、横糸に細番単糸のリネンを掛け合わせ高密に 織られたビンテージな雰囲気を彷彿とさせるトラウザーに仕上げ ました。型はフレンチテイストのあるワークパンツ型ですがオー ルド感のある生地やアメリカンテイストなディティールも取り入 れ多国籍な風貌に仕立てに"
確かに自分が好きでよく履いているフレンチワークパンツとにたディティールも多い。
シンチバックで後ろから絞り上げて履くタイプのワークパンツに、サスペンダーボタン付き。
調整が効くようにデザインされている背面はV字に切れ目が入る。
フランスや、ヨーロッパの古いパンツによくある仕様。
そこに、アメリカのデニム見たいなむき出しのリベットが、本来ミスマッチなはずなのに一切違和感を感じさせないで佇んでいる。
何より、あー、これかーと個人的に思ったシンチバックの金具。
小さいパーツに細かい彫金が入っていて驚く。
これはメガネなんかでも言えるんですが、メタルに職人技術を誇示するような彫金は、アメリカによく見られる。逆にフランスやイギリスのヴィンテージフレームにはこういう彫金はほとんど入らない。
裕福になったアメリカの、細かく、機能とは関係ない部分に至った美徳。
はい、お決まりのこれ。
これ好きなんですよねぇ。
というわけで MAINTYはどっちとも言える要素が喧嘩せずに調和する一本。
どっちだと思ってもいいし、どっちとも思わなくていい。
柔らかくて贅沢に生地を使った裾幅の広いパンツを、ぎゅっと絞って、空気を孕ませて歩く。
"NICENESS" -MAINTY- SIZE M,L ¥61,600(intax) |
とても履いているイメージ、何年も履き続けそうなイメージがつく一本。
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菊池健斗
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