なさそうでないデニム "YLEVE" -13.5oz DENIM TROUSERS-

 



"YLEVE"  -13.5oz DENIM TROUSERS-


最近の若い人たちにとって、「ジーパンはオジサンたちの履くもの」だと聞いた。

もちろん、それはファッションが好きなこのブログを読んでいる人たちには関係のない話だと思うし、現に僕も年の3分の1以上はデニムを履いている気がする。


ただ、洋服好きたちの中でもジーパンを敬遠しがちな人たちがいるのも事実だし、

そういった人たちの苦手意識を崩すのは非常に難しい気がする。

ましてや「ダメージ加工のデニム」は、なんだか嘘っぽく見えてしまって自分もなかなか手が出ないものの一つだ。


簡単な人にとっては一番簡単だけど、難しい人にとってはとてつもなく難しい、

デニムのパンツ。







そんなデニム好きの方にも、デニム嫌いの方にも、

YLEVEのデニムトラウザーズはいかがでしょうか。

オンスがいくつかを気にしたことは僕はあまりないけれど、

デニム好きの人たちも許容できて、デニム嫌いの人は意外と軽いと思ってくれるかもしれない、13.5ozという絶妙な中間値。

どんな古着でもここまでフェードし切ったものは無いだろうと思う、のっぺりしたアイスブルー。
もはやデニムがフェードした色ではなく、こういう色のデニム地である。





随所のディティールは完全にスラックス。

フロントのボタンフライが嫌いな方にも対応。

ステッチの色や随所随所の裏はインディゴが残った色をしていて、ふとした瞬間に
「あ、ちゃんとデニムじゃん」
と思わせてくれるところが小憎い。





裾の仕上げももちろんスラックス仕立て。

センタークリースは取れちゃったらそれはそれで綺麗なジーパン。

入れ直せばスラックス。

ちなみに、有識者によると5ポケットのジーンズにセンタークリースを入れるのは
「ジンスラ」

デニムを用いたスラックスは
「デニスラ」

らしい。

ということで、これはデニスラ。

ただ、完全にスラックスかといえばジーパンっぽいディティールも残されている。

こういう微妙な柔らかくて自由なニュアンスは、
きっと拘りグセのついた男性では表現できないのではないだろうか。

経験を積んだ女性デザイナーの田口さんだからこそ出せるニュアンスのデニム。





どんなデニム好きの方でも、デニム嫌いな方でも、

YLEVEのデニムトラウザーズはいかがでしょうか?




菊池健斗


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