春、4月、桜色のスモック "NICENESS" -WILDE-

 

"NICENESS" -WILDE-



嬉しいやら悲しいやら。


NICENESSからの22SSラストデリバリー。

もう新しいNICENESSは来ないのか...

もっとあれをオーダーしとけば、あれもよかったな、なんて他のお店のSNSを見ながらため息をつく。弱小個店の憂鬱。


とはいえ他のブランドからはまだ未納の商品もあったり、

何がしかみなさまが気にしてくださるような企画はご用意していますので。どうか見捨てないでください。


というわけで、出会いと別れの季節、春の色をした

NICENESSの"ブッチャースモック"  "WILDE"












フランス軍の軍医作業着(ボージョン)がベースの形

それに肉屋のシャツ(ブッチャーシャツ)を掛け合わせたNICENESSの"WILDE"


その名の通りワイルドシルクを配合した、コットン/シルク/リネンのオリジナル生地。




よくみると、細いヘリンボーン状になっている。

野蚕のシルクは均等に染まらない天然繊維な上、
性質の違う3種類の糸をそれぞれ先染めして織った生地で不思議なラフさがある。

ただ、ムラがあるというより深みのある色をした淡いピンク色。


そう、なんてったって色がいい。
淡い桜餅みたいな色。ズブロッカ呑みたい。









メタルボタンの質感もいい。
ヴィンテージを踏襲していながら、薄いアルミボタンではなく少し重厚感を感じるしっかりしたボタン。使い込んでいくうちにくすんだり錆びたりしたらかっこいいだろうなぁ。

ん〜やっぱり色がいい。




襟はわりかし、しっかり立ちます。

形はたっぷりしていて中に色々きても面白そう。

少し可愛いらしい色に対して男らしい感じです。
可愛らしいっていっても深くてこだわりのある色という感じで決して難しい色ではない。
淡いベージュとも言える感じ。ピンクベージュ?この手の色好きだなぁ。

やっぱり色がいいな...








今日履いてたデニムに合わせてガバッと着てみたけれど、全く違和感なし。

いつもの服装に自然に溶け込む、一見難しそうだけどちょー簡単な桜色。

シャツの上にきても、シャツがわりに着て上に軽いコートを着てもOK。

流石にこれを着て肉を捌いて血をつけてもOKとは言わないですが、多少汚してガシガシ洗ってやれさせたい感じ。展示会で見た時はもう少し軽い気がしたのでとりあえず一回水を通してみてほしいです。

ん〜、しかしやっぱり好きな色。






何を書いても色の話に執着してしまう"WILDE"

ちなみNICENESS側のカラー名は"PIGGY"

ピンクの豚さん。

肉屋のシャツをレファレンスにして、ピギーはちょっと捻りの効いたギャグかもしれない。

まだ間に合うので、これを着てお花見をば。



                "NICENESS" -WILDE-






菊池健斗


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