"CABOCLO/カボクロ" 「クラフト感」を感じるモノ
「クラフト感」という言葉が世の中に蔓延っている。
どうやら日本のファッション界隈はこの言葉がひどく好きなようで、何かにつけて枕詞にこれをつけているような気もする。
海外からは「雑な作りを勝手にありがたがってくれるジャパニーズ」として飯の種にされていることも請け合い...みたいな話も聞いたことあります...
実際問題どうなんだろうか?
「クラフト感」とされている、粗野な作りのものは、本当に「手仕事のぬくもり」なんかが作用してそれをよく見せているのだろうか...?
「クラフト感」なるものは、まやかしか、それとも...
それは、
「粗野な作りだから」
「ハンドメイドだから」
「現地で調達された材料で作られているから」
だけではなく、何というか、もっと、精神性というか...
言い表せないエネルギーみたいなものを感じるのだ。
Crato
Cuki Black/Black
そもそも"CABOCLO"という言葉は、無知な田舎者や、土着の民、開拓民の白人とそれらの民の混血者を指す蔑称であったが、現在はナショナリズムの高揚からブラジル人の陽気な国民性を示す言葉としてポジティブに使われることが多い。
スペイン在住のブラジル人女性、Julianoがディレクションし、ブラジルで女性職人を中心としたチームで生産されるのは、現地女性の地位向上の意味合いも含まれるらしい。
加えて、極力ステッチを省いたサンダルは、ソールを含めて全てリサイクル可能な素材で作り上げられている。
粗野な作りで、価格も手頃。
ただ、そこに不思議とポジティブなエネルギーを感じられるのは、そうした二重、三重の願いが込められているからなのかもしれない。
そんなわけで、サンダルにはまだ気が早いかなぁ、と思って店頭に置いていたCABOCLOのサンダル。
形によっては完売も出てしまったところで、オンラインにアップしました。
雨が多くて蒸し暑くなりそうな今年の梅雨も、タイヤソールと油分を多く含んだベジタブルレザーで乗り切れる気がする。
僕はCratoとCukiのナチュラルで迷ってます。
価格もなるべく抑えているので、気に入った方は今からソックスとも合わせてどんどん履いてみてほしい。
サイズのお悩みなどありましたら、電話やDMでお気軽にお問合せください。
菊池健斗
kiretto ーv
東京都町田市原町田4−22−16 武藤ビル202
TEL(042-785-5862)
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