"NICENESS/ナイスネス" -SLICK- 気づいたら、もう、夏

 




昨日から、

やたらと、


あっつい。




自分のポリシーとして、

6月に入るまでは何が何でも夏じゃない。

まだ長袖、長ズボン、ついでに夏らしい素材も極力控える、なんならインナーもまだタンクトップより白T、あとブーツ、ハイカット、まだまだ履きます。

日本の四季の移ろいに敏感にならず、暦通りの生活をしてしまう悲しき洋服屋の性...


なので自分はまだまだ着ないけれど、

世の人々、もう半袖じゃん、半ズボンじゃん。半ズボンは流石に早くない?

まだ無理してジャケット着たくない?

というか夜はまだ寒い寒いよ〜と言いたくなってしまう。





そんな僕の叫びはいとも簡単にかき消されていく灼熱のTOKYO

もうこれは仕方ない。冷房嫌いな僕もガンガン冷房を効かせてお待ちしています。

昨日の夜窓開けてたらカメムシ入ってきて、辛かったし。


というわけで半袖の紹介です。

かなり気が早く3月初旬ごろに入荷してきた、ナイスネスの "SLICK"






もうお嫁に行ってしまった"MCKINLY"と同素材のリネン、キュプラを交差させてチェック柄としたオリジナルの生地。
全く特性の違う生地なので、製品洗いの末、不規則なシワ感を形成している姿がシアサッカー的な涼しげな印象を提示してくる。

形は50sのアロハシャツをベースにしているらしいが、幅広の身幅でかなりのボックスシルエットにデフォルメされている。
ついでに裾口のポケットはヴィンテージでもリゾート向けなビーチシャツなんか以外には滅多に見ない仕様で小憎いマニアックさを醸し出してくる。




うーん、絶妙にリッチな雰囲気と間の抜けた雰囲気が同居していている。
濃色のタイプもあったけど、迷わずこっちにしました。
kirettoは淡い色贔屓です。

白と生成りの連続したパターンを見ていると、「白って200色あんねん」と思わず言いたくなってしまう自分がいる。




ほら、透かせると全然違うでしょう

正直、誰が着ても似合う形、色、生地感。


オトナなリゾートテイストになるか、やんちゃな感じになるか、
はたまた想像もしなかったようなカッコ良さを見せてくれるか、
200色のうち何色くらいがここにあるのか。


気づいたら、もう、夏でしたよ。





菊池健斗


kiretto ーv

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