BLESS n° と言う表現 "BLESS Whatever N°73 Might be"
BLESSと言うブランド、いや、アートユニットと呼ぶべきか。
説明不要な人には、説明不要だと思う。
知らなかった人には、説明不可能かもしれない。
一応、自分が作った説明文は以下のような感じ
言わずと知れた、"ART"と"FASHION"の境界を漂うドイツのブランド
いや、アートユニット、"BLESS"
彼女らのプロダクトは、いつも私たちの心をワクワクさせ、時に不安にさせ、
生活とファッション/身体と洋服の境目をなぞって刺激するような、
今までにない気持ちにさせてくれます。
自分とBLESSの関わり方次第で、いろんなことが変わってくる(かもしれない)
一言で言うと、「一言で言えないブランド」
接客でBLESSの話をする時、
「彼女らの初めのコレクションはマルジェラに見出されてランウェイで使われたんですよ〜」
なんて口をついて出てしまうけど、そこが大事なんじゃない、気がする。
僕が履いているBLESSのパンツ
"Ultrawidepleated"
が入荷しました。これは私物。入荷したのは秋冬シーズンとして仕入れた2本。
僕はBLESSの作品が大好きで、ブランケット、コート、パンツといくつか所有している。
ただ、いまだにそれらがワードローブや部屋に馴染んでるとは決して思ってない。
僕は"デザイン"と"アート"には大きな違いがあると思っている。
"デザイン"は、特定の用途や意図があって「誰かに向けて発せられた」もの
"アート"もそう言うことはあると思うけれど、どちらかというと「内側から昇華される何か」
つまり、理解しようとしても、決して理解できない、作者本人しか、いやもしかしたら作者すら説明不能な感覚や感情の昇華だと思っている。
稀代なアートを目の前にすると大抵、
「何かよくわからないけれど、何かを強く訴えかけている」
ような感覚がする。
BLESSのアイテムを「作品」と呼びたいのは、そう言った部分を内在しているから。
説明が難しいんですが、とにかく、BLESSの創り出すものは多分、「わからない」
だから、面白い。
新しく、解釈が難しいソレとどのように接するか、もしくはそれを避けるかは、個々人に任せたい。
ただ、「洋服として」「ファッションとして」どう付き合うかは、僕から伝えられることもあると思います。だから仕入れました。
「私たちは、ファッションでモノ作りをしていたい。ブティックのウィンドウならあらゆる人がみてくれるけど、場所が美術館だったら、限られた人しか見にきてくれないから。」
デジレー・ヘイズ,イネス・カーグ /BLESS デザイナー
「縫製がいい」
とか
「生地が特別」
とかではないのに、
自然といい洋服だと思える
「超えてくる」
感覚を、楽しんでください。
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