故きを温め、新しきに成す "NICENESS" -P.P.A-
さして目を奪われるようなアイテムではない。
一見すると。
差が分かりづらいものほどデザイナーの意思やかっこいい部分が乗ってたりすることは往々にしてある。
パッと見で目立たないが、確かな違いがあるものほど、出会った直後より呑み始めてから「ソレどこの?」と聞かれて盛り上がったりする。
ソレがNICENESSの"P.P.A"なら、その飲み会で一発話題を持っていけるんじゃなかろうか。
いや、そのためのシャツではないんだけど。
まぁ、オックスフォードでスクエアカット、袖がダブルカフスでB.Dでもない時点で変わってるっちゃ変わってるんだけど。
フィットはゆったりしていてアメリカンな印象もある。
カットフランスっぽいし、多国籍ミックスな十八番の感じだね〜といえばそれまでではあるが...
ついでに、違う襟もある...
僕はこのラウンド気味な襟が一番好きです。
と言うわけで、襟が取れて変えられる"P.P.A"飲み会の席で外して見せれば盛り上がること間違いなしである(本当か?)
ちなみに、元ネタとしてはイギリスのオフィサーシャツで、戦時の物資統制のために襟を別売りにして生地を節約していた"CC41"シリーズっていうのまではマニア以外の前では蘊蓄くさくなってしまうのでやめておいて、心の中にしまっておきましょう。
さんざん「さして目立たない」みたいなこといいましたが、
フレンチ気味のカットでイギリスがベースで生地はアメリカで、ドレッシーな雰囲気がありながらやっぱり生地はラフっていう前衛的一枚。
おまけに「こういう襟取れるやつってスミズーラでもありますよね〜」なんて昨日言われてそんな気もしてきたのでイタリアもプラスされました。
故きを温めなんちゃらとはよく言いますが、
新しきを知るっていうより作り上げてしまうのがNICENESS
相変わらずこういうところも凝ってる。
ついでに専用のパッケージの手の込みようには流石に笑っちゃいました。
もちろんこちらにつめてご発送いたしますヨ。
菊池健斗
kiretto ーv
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