知ってる、知らない、どこからくる -雑記-

 


今日は来ると思ってた入荷が明日着のようで、

加えて夕方からずっとお話しし続けていたのでブログのネタもなければ捻り出す

感じもなく、ただ、毎日ブログは書きたいなっていう、意地込み。


なので今日あったことと少し思ったことの雑記です。ごめんなさい。




前職の頃からよく来てくれる若い顧客さんが遊びにきてくれた。

「Tシャツとスウェット気になってて!」

以前から連絡をくれていたので、おすすめしようとしていたサイズを着てもらう。

「そもそもこの三人って誰なんですか?」

オメーブログ読んでねぇな〜なんていじりながらお店にあるゲンズブールの写真集を、この世で一番かっこいい男の一人だよ、と言って渡すと、食い入るように見てくれて、そのままTシャツを買って帰ってくださった。



別に僕は知らないことを咎めることはない。

むしろ洋服は知識が邪魔をすることもよくあるので、彼のように何も知らずに『かっこいい』と思ってくれたことだけがきっかけでいい。知識は後からついてくるし。

よくバンドTシャツに例えるのだけれど、グラフィックがかっこいいという理由だけでそれを着てもいい。そのバンドのことを後から知って、よりその服が好きになればいい。

買った古着がUSA製かどうかは帰ってから見てちょっと嬉しくなればいい。

着てみた新品の服のデザイナーの出身地が自分と同じだったことを動機に心を動かす必要はない。調べたり聞いたりして、後から知って、また買おうと思ってくれたら嬉しい。


kirettoにはアートブックや写真集が何冊も置いてあるけれど、置いてある洋服と関連性があるかないかは考えていない。

特にアートブックは「なんとなくいいな」と思った気持ちを肯定して買ってる。


ゲンズブールの写真集は好きだから持っていたので、Tシャツスウェットとは関係ないし、

ピーコックレボリューションの本とMASUのシャツの関連性は後から気づいて嬉しくなったくらい。

ただ、暇つぶしにきてくれたお客さんとの話のネタや、読んでみたい人に読んでほしいと思って置いているもの。

座って読んでくれて大丈夫です。コーヒー淹れます。


知らなくていいんです。

僕が知っていることは教えます。(僕なんかでよければ)

今の時代、調べればいくらでも調べられます。


「なんとなくいいな」

を肯定した先に、ファッションは楽しいです。



入荷がなかったりネタが無い日は、たまにこんな(いや、もっと適当かも)

雑記も書いたりするかと思います。


よろしければ、お付き合いくださいませ。



菊池健斗



kiretto ーv


東京都町田市原町田4−22−16 武藤ビル202

TEL(042-785-5862)

MAIL(shop@kiretto.shop-pro.jp)




ONLINE


https://kiretto.shop-pro.jp 


INSTAGRAM

https://www.instagram.com/kiretto_store/

コメント

人気の投稿